セッションでホロスコープを読む手順～私の場合～

こんにちは。まほろの夏美です。

今日は先日受講生さんから頂いたご質問、

「先生は、セッションするとき、これをどこからど～やって読んでるんですか？？((+_+))」

について書いてみたいと思います。
(先生と言われるのには慣れておりませんので、是非名前で呼んでいただければ幸いです(;^_^A）

ホロスコープに書かれていることが分かってきて、

こんなことも分かるのね！？

こんな解釈ができるのね～(*^-^*)ワクワク

となるんですけれども、実際やってみると、見るところがいっぱいで情報が多すぎて、

「で？？あれ？？どこから見るんだっけ～？？」

ってなっちゃうんですよね。

今日は私がセッションする時にやってるステップをご紹介します。

と言いましても何てことのない、とってもベーシックなステップだと思いますので、がっかりさせてしまったらごめんなさい。

ちなみにまほろの講座の受講生さんは、習った手順、テキストの流れを追っていけば、大体読み取れるようになっていますからね～。
（受講生さんにこんな質問頂くこと自体、ダメダメなんですけれどもね）

セッションのためのホロスコープ解読のステップ（私の場合）

 

その１．まずクライアントさんの聞きたいこと、お悩み、ご相談内容をまとめて、見るポイントに目星をつける。

 

受講生さん、テキスト通りにやってけばいいよ～って言いましたが、テキスト自体、自分で自分の星を読めるようになろうという趣旨で作ってるので、このことについてはテキストでは触れていないですね。今後触れるようにしよう・・・(;^ω^)

私はじっくり準備してセッションに臨みたい人だし、「あ～ここも伝えればよかった・・・」はなるべく避けたいのです。（それでもあるんですけれども(;^ω^)）

ですから、先にご質問を頂いて、そのご質問の内容をまとめたり、本質にあるものは何だろうか？というところをちょっとまとめておきます。

疑問に思ったことはさらに質問させて頂いたり、当日さらに詳しくお話を伺います。

この時に、見るポイントを目星をつけておきます。

余力が出てきたら、ご相談いただいたことだけじゃなく、ご相談から予測して、ここも気になられているんじゃないかな～？と思うところもチェック。

その２．チャート全体を眺めて、星の偏りや集中している場所などをざーっくりと見る。

 

私の場合は、厳密にいうとその２をしながら、その１をするという感じですね。

全体を眺めて、どんな方かしら～？と想像を巡らせます。

10ハウスに太陽とかあると、なんか自分でお仕事立ち上げてる方かな～？とか、この方、めっちゃモテそ～とか(笑)

そして、最近は数秘も勉強したので、この方が持ってる数字や傾向を数秘からも見たりします。

 

その３，エレメント（4区分）、クオリティ（3区分）の偏りを見る。

 

クライアントさんの持ってる気質や、行動のパターンを押さえておきます。

大きな偏りがあればそれを頭の片隅に置いておきます。

その人の無意識にとりがちな思考パターンや行動パターンなので、とっても基礎的なことですが、必ず見るようにしてます。

その4.お悩みに関連するハウス、ハウスに入っている天体のアスペクト、お悩みに関連する天体を中心に、全体を読んでいく。

私は最初にお悩みに関連するハウスについて読んでいきます。たぶん。大体そんな感じな気がします。

ハウスに入っている天体を読んだり、カスプを読んだり、ハウスルーラーを辿ったり。

コンジャンクションや太陽と月に関するアスペクト、タイトにアスペクトをとっている天体を見ていきます。

このその4からは芋づる方式みたいな感じかもしれません。

その５.小惑星やドラゴンヘッド、テイル、リリス、感受点やアラビックパーツ、各ポイントのサビアンシンボルなども見る。

キロンやドラゴンヘッド・テイル、リリスなどに注目します。

ついでに気になるところのサビアンシンボルも見ます。

全く初心者ですという方は、この辺は手を出さなくても大丈夫です。

でも、その4までで出てきた内容をさらに特徴づけたり、キーワードを浮かび上がらせてくれたりするものになりえるので、私の場合は必ず読みます。

一応ドラコニックチャートもさくっと出して見ておきます。

その6.今の星回りや意識の在りかをプログレスやトランジットから見る。太陽回帰図も見たりする。

 

プログレスは今、意識していること、どんなことに関心があるのか？などが現れますし、トランジットは現在の宇宙の天体の配置、状況ですが、これがどんなふうに関わっているのか？を見てみる。

っとこんな感じでしょうか。

占星術だけでいうならこれが私のベーシックな感じです。

最近はプログレスやトランジットをさくっと頭の片隅に置いてから読むようにしているので、先にその６をざっくりやっちゃう感じもあります。

 

私の場合、セッションでは、このステップにカードでメッセージを貰ったり、アストラルリーディングも入れたり、必要であれば（やってもOKそうであれば）シータヒーリングや別のものでクリアリングしたり・・・というところが入ってきます。

 

セッションで大事にしていること

 

そして一つ一つのステップの間で大事なのは、
「クライアントさんのご相談に応えているか？知りたいことに応えているか？」
ということ。

当たり前のことなんですが、最初はホロスコープを読んでいるうちに、リーディングに集中しすぎて、「この方こんな感じの方なのね～」って掴んで終わっちゃいがち。

情報量も多いし、時間もかかりがちなのでね。

最後にご相談に答えられているかの確認をします。

自分が体感した驚きや感動を忘れずに

最初は時間がかかってしまうと思います。

最初の頃は私もこんな風に思ってました、

「先生はなんでこんなにスラスラと読み解けるのだろうか？」

「自分には向いてないからこんなに時間がかかるんじゃなかろうか？(*´Д｀)」

と。いや、結構長い間かもしれない。

でも、やっぱり自分のホロスコープを読むたびに面白いな～と思えたし、

好きだったから辞めずに続けてこれました。

最初はテキストを見ながら、本を読みながらでOKです。

少しずつ少しずつ、自分の言葉に置き換えていきましょう。

そしてどんどん実生活に役立てていく。組み込んでいく。

ホロスコープと出会ったときの感動や驚き、

「どうしてここまでわかっちゃうの？」
「おもしろい♡」

を是非忘れずに。

この体感したものがないと続かないのですよね。

お仕事のために・・・
副業にしたくて・・・
もっとお客様の声に答えたくて・・・

そんな動機でも全然アリです。

アリだけれども、それだけだとやはり続かない・・・( ;∀;)

私にとっては、占星術もマッサージもシータヒーリングも本当にそんな感じで、自分がこれいい！！って体感を通して感じ取れたものだけが継続していて、鍛錬するのも全然苦じゃないんです。

自分が本当に感動したり、すげ～これ！！？？って思ったりしていないものを継続していくというのは難しいんじゃないかと思います。

 

 

というわけで、今回は、セッションの時にどんな手順でホロスコープを読んでいるのかについて書いてみました。

あくまでこれは私の場合です。

参考になれば幸いです。